2017年04月18日

香港最終日

香港出張』、

香港研修』、

香港の週末』の続き。

昼食後、歩いてマークス&スペンサーまで戻り、アドミラルティ(金鐘)まで行き、パシフィック・プレイスのモールへ。このモールもかなり大きくていろいろなお店が入っているが、先日書いたように、食べに行ったのとは別の夜上海でXO醤とチョコを買う。

その後、モールからタクシーで移動しようとしたところで、妻がクレジット・カードなんかも入れていた携帯電話をケースごとなくしたことに気付き、慌てて中に戻る。子供のおむつを交換したトイレや、座って休んでいたベンチ周辺を探すも見つからない。そろそろ焦ってきたとき、ふと思い立って僕が妻の携帯に電話してみると、いきなり誰かが出て、他でもない「パシフィック・プレイスで持って待っている」みたいなことを言う。どうも誰かが拾って届けてくれたらしい。コンシェルジュに行く途中で、モールの係員に会ったら、「もしかしてiPhoneの人?」みたいな感じで話しかけられる。なくした携帯が戻ってくるなんて、香港は素晴らしい。会社の名刺しか英語での身分証明書が手元になかったが、とりあえずそれで返してくれた。

携帯紛失事件も無事解決し、改めてタクシーでビクトリア・ピークに向かう。20年近く前に初めて香港に来たときは、確か天気が悪くて何にも見えなかったんだよな…等と思い出しながら、展望台に行こうとしたら、隣のショッピング・ビルの無料展望台に上ってしまい、まあ眺めはそれなりにいいし、そこで妥協することに。逆に展望台自体の建物が見られた。

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展望台からの帰りのタクシーは、道が大変混んでいる。工事で片側通行の場所があり、行きは人がマニュアルで(?)信号を切り替えていたが、帰りは誰もおらず自動信号。ところが、路線バスが信号手前の変な場所に停まっていて、僕らのタクシー運転手がその前にさっと車を入れる。すると、僕たちの後ろから来ていた車が自分も入ろうとしたのだが、隙間が足りず、反対車線にはみ出てしまう。そのため、信号変わって下からやって来る車(特に大型バス)がスムースに通り抜けられず、大渋滞。信号が変わっても、上ってくる車で道がふさがり、僕らは全く動けず、そのやらかした車は大顰蹙。

5分くらいしたらやっと人が降りてきて、何度もハンドルを切り替えながら、なんとか無理やり車体を狭いスペースにねじ込んでいた。タイミングはここしかないと判断したのか、信号が変わると同時に僕たちのタクシーの運転手は、クラクションをけたたましく鳴らしながら片側通行を猛スピードで急行の荒業に出る。ヒヤッとしたが、何とか無事に通過。たしかにこうでもしなければ、あの渋滞から抜け出すのにどれくらいかかったことやら。

ビクトリア・ピークを無事下り、朝から買い物等で荷物も多かったので、一度ホテルに戻って部屋に置いてくることにした。そして部屋についた時に、なんとカメラなくしたことに気が付く。携帯の次はカメラ…。

ホテルのコンシェルジュに相談すると、警察署に行くようアドバイスされる。「タクシーのカーナンバーは?」と聞かれるが、こちらは日本と違って余りレシートももらえないし、そんなの分からない…と思っていた矢先、突然頭に「EU110」という文字が閃く。信号で渋滞してるときに、タクシーの中に書いてあったナンバーが何気なく目に入り、特徴ある番号なので覚えるともなく覚えていたのだ!

確かEU110のはずだ、とコンシェルジュに伝えると、僕の断言に”Are you sure?”と聞かれるが、この時点では確信に変わっていた。コンシェルジュがいろいろ問い合わせて、しばらくすると無事に運転手が見つかり、カメラも車内に忘れ物であった、という連絡が入る。その時は他のお客さんを乗せているので、その後にホテルに来てもらうことになって、カメラを無事取り戻す。

喜び勇んでそのまま同じタクシーに乗り込んで、ペニンシュラ・ホテルに行ってもらう。運転手は気さくないいおじさん。信号待ちの時に櫛で前髪をとかしていたり、フロントにミニカーを飾っていて、子供が欲しがったりしていた(こちらのタクシーの運転手は、車内に小物を置いてる人が多い)。

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香港初日にもペニンシュラでアフタヌーン・ティーでも…と狙っていたが、大雨でかなわず、この日もカメラ紛失事件のせいで到着が6時頃になってしまい、結局諦めてホテル内のショップを見るだけにした。その後、インター・コンチネンタル・ホテルまで歩いて、ラウンジで軽食のつもりだったが、下の階に見えたビュッフェがなんとなく良さげで移動してみる。料理はかなり美味しくて大満足だったのだが、お値段を見ないで入ってしまったので、食後に価格もかなりのものだったことに気付かされる…。

そして、夜8時からのシンフォニー・オブ・ライツを見に、そこからさらに歩いてチムサーチョイの波止場に行く。6月に来たときは、会社の元同期とどこかのバーみたいなところから眺めていたのだが、今回は直接見に行った方が見ごたえがあると言うことで、こちらへ。既に人も大勢集まって混んでいたが、ギネス・ブックにも載っているというこの15分間のショーはなかなか。

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帰り道は人でごった返すが、細い道に看板が出っ張っている、いかにも香港ぽい写真を撮りたいということで、ネイザンロード北上していく。結構歩くが、狙っていたような構図は今一つ見つからず。
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子供も道中寝てしまったし、女人街とかへ行く元気もなくなったので、中華デパートに行き、刺繍みたいなお土産を買う。このデパートは本当にローカルで、店内に英語が一才見当たらない。多分、本当に現地の人たちのためのデパートなのだろう。

そのままタクシーで帰ろうとしたが、なかなか捕まらないで困っていたら、またまた親切な地元の人が捕まえてくれた。携帯といい、カメラと言い、香港人はいい人が多い。

そして最終日の23日。この日はいよいよ帰国だが、前日疲れてしまってそのまま寝てしまったので、荷造りしてなくて朝はゆっくりと過ごす。そのままホテル地下のモールにあるエアポート・エクスプレスの九龍駅で、フライトのチェックインを先に済ませて、荷物を預けてしまう(ちなみに出発1時間半前まで預けられる)。

その後、ペニンシュラ・ホテルを再訪し、アフタヌーン・ティーも適わなかったから、せめてお土産にスコーンを買おうとするが、販売するのはお昼から。仕方がないので、昼食に(以前、日本にも店舗があった)福臨門に行き、飲茶を楽しむ。ペニンシュラからタクシーに乗り込む際、ベルボーイが、タクシーの番号の書いてある紙片を渡してきて、そのサービスに感動(特にカメラ紛失事件の後だけに…)。

先ほど、ペニンシュラでちょっと良さげなカシミアのお店を見つけていたのだが、妻の友人から、「香港行ったならあのお店のカシミアはマスト・バイ」等と言う情報が入ったらしく、急遽タクシーでペニンシュラに舞い戻ることを決意。今度はお昼過ぎなので、スコーンも無事にゲット。

九龍駅までタクシーで帰ろうとするが、そろそろ初日に両替した手持ち現金が足りるか不安になってくる頃で、運転手に50香港ドルで九龍駅まで行けるか聞くと、無問題とのことで、乗せてもらう。スコーン買う時に現金を使ってしまって、残りが本当に少なかったのだ。

帰りの飛行機内でスコーンを食し、ペニンシュラのティー・バッグにお茶を入れてもらって、お手製アフタヌーン・ティーと洒落込む。帰りの座席は家族で3席並びで、子供の世話もできる。

海外出張に家族と一緒に行ったのは初めてだったが、香港くらいの大きさであれば、別行動していても安心だし、いざとなれば英語も通じるので、最初に行くにはいい選択肢だったかもしれない。研修が日程変更されてたらキャンセルだったので直前には冷や冷やもさせられたが、なかなか出来ないいい経験だった。

posted by としゆき at 20:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月28日

香港の週末

香港出張』、

香港研修』の続き。

翌日21日は金曜日。恐れていた通り、台風警報はシグナル8で、外は横殴りの雨と物凄い風。お部屋の窓から外を眺めても煙っていて遠くが見渡せない。会社に行ってみたものの、朝一番に東京とのビデオ会議に一緒に入る予定だった相手がお休み。大きな2つのアポのうちの1つがキャンセルとなってしまった。もう一つのアポの相手は、前日夜に「台風が来るといけないから、(金曜じゃなくて)今から時間あるか?」と言うメールが来ていたのだが、あいにく気付くのが遅れてちゃんと話せてなかった。やっぱり会社には来ていなくて、会えなくて残念だとメールしたところ、「え、会社に来てる?じゃあ、時間は確約できないけど、今から行くよ…」と言う返事が届き、申し訳ない気分になりながらも、お昼くらいに本当に出社してくれて、結局2時間以上もミーティングが出来た。人もまばらなオフィスで、お互いに特にやることもないから、ゆっくりと深い話が出来て非常に充実。他にも会いたい人が何人かいたのだが、泣くこと台風には勝てないと言うことで、次の機会にリスケすることにする。以前はアジア内なら間違いなくシンガポール出張だったが、香港とコミュニケーションを取る機会も増えてきたから、また近いうちにやって来られることを期待しよう。

以前東京で働いていた後輩が転勤でこちらに来ているので、お昼を一緒に取り、午後は香港天文台のサイトで台風情報をチェックしたり、読めずに溜まっていたリサーチ資料を読み込んで過ごす。会社で僕が座っていたデスクはICCの61階だったのだが、窓の外の風が凄いことになっていて、すぐ目の前に見える雲の動く速さもとんでもないし、正直少し怖いくらいだった。少ないながらも出社していた現地の社員も、時折外を不安げに眺めていたくらいなので、やはり大きな台風だったのだろう。

家族はこの日は地下鉄で行ける範囲と言うことで、香港島側のIFCモールに行ってきたようだが、お店もほとんど閉まっており、相変わらずIFCモールでもベビーカーの移動に苦労し、することもないまま、唯一やっていたスーパーでパンだけ買ってホテルに舞い戻ったという(惣菜屋さんのRF1とか、リトル・マーメイドのパン屋さんがあったそうなので、日系資本?)。

僕は結局、6時頃会社を出て、家族と合流後、地下のモールにあるお粥屋さん(正斗麺粥専科)で夕食。スタバでのんびりとお茶をしてホテルに戻った。

翌22日の土曜日は、文字通り台風一過。家族3人で地下鉄に乗り香港島へ。マークス&スペンサーを覗いたりしていたら、うちの子供の大好きな、きかんしゃトーマスの洋服が売っているのを目ざとく見つけて大喜びしていた。そのまま歩いてヒルサイド・エスカレーターへ。香港は坂が多い街だが、延々と続くエスカレーターはかなり壮観。

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隣接するビルの2階や3階なんて丸見えだし、写真にあるように、アジアでよく見る竹で組んだ工事の足場を見て、こっちの足がすくんだりもしながら、妻が行きたがっていた雑貨屋さんを目指す。地図を見ながら、エスカレーターを降りるも、今一つ方角が分からずに迷っていたら、「板長寿司」という服を着た日本人が親切にも助けて案内してくれる。残念ながら目指した雑貨屋さんはまだ閉まっており、仕方がないのでその近くのお店でエッグタルトを食べたり、キャンドル屋さんを冷かしたり、ガイドブックなんかにも載っているクッキー屋さん(奇華餅家)でお土産を買ったりしていたらお昼近くに。せっかくなので、道案内のお礼がてら板長寿司で食べてあげようと思って行ってみたら、その日本人は店内に見当たらない。香港人の店員さんに「日本人の店員さんは?」と聞いても、ここにはいない、。上の店じゃない?とか言われたが、板長寿司の上に店などないのであった。
posted by としゆき at 21:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

香港研修

香港出張の続き。

さて、到着初日の水曜日は、家族で九龍半島側でどこか美味しい夕食でも食べようと思っていたのだが、前記の通り大雨なので、何するわけでもなく部屋でしばらく休むことにする。さらに移動日のこの日は、ロンドンと電話会議が入っており、そのためだけにスーツを着て会社に行くのも…と言うことで、僕はホテルの部屋から参加することにした。その間家族は、地下のショッピング・モールを散策していたのだが、電話会議が終わる頃戻ってきた二人の話(ってもっぱら妻からだが)を聞くと、雨の影響は尋常ではなく、店は閉まっているは、人もいないはで、買い物も出来ず、ろくに食べるものもなく…という状態らしい。

遠出はできそうにないし、かといってずっと部屋に缶詰も気が滅入るしで、悩んだ挙句、6月の出張時に会社の元同期と食べに行った、「夜上海」と言うレストランに行くことにした。マルコポーロ・ホテルにある方だが、その元同期いわく、「日本から知り合いが来た時も多用するし、家族でも利用する、外れのないレストラン」ということで、確かに美味しいし、何よりこの悪天候の中、開いてて、席もあるということであれば、他に選択肢はなし。幸い夜にかけて雨も少しだけ弱まってきたので、タクシーに乗って蟹を食べに向かう。4か月ぶりの夜上海もなかなかのお味。香港島側のパシフィック・プレイス内にもあるけれど、マルコポーロ・ホテル側の方がおススメだそうなので、香港でレストランを探している人は是非どうぞ。お土産用にXO醤も売ってて、割と好評らしい。ちなみにパシフィック・プレイスの方では中国茶風味の(?)チョコレートも売っていた。

翌日、10月20日の木曜日。この日は僕は会社で一日研修。昨日とはうって変って、この日は晴れ。天気予報では台風本番は翌日らしく、遠出するならこの日しかないという訳で、家族は予定を急遽変更して、香港ディズニーランドに向かった。本当は金曜日の予定で、ディズニーランド内のレストランでディズニー点心まで予約してたのだが、台風情報で一日ずらしてもらった。後から思えばこれは大正解。ただ、逆に物凄く暑い日となったようで、二人は大変だったようだ。

僕の方は朝会社に行ったはいいものの、香港の人はゆっくりと出勤するのか、僕の座席・PCの手配を頼んでおいた現地のアシスタントが見つからず、結局早く行ったもののメールののチェックも何も出来ないまま研修に入る。研修のプレゼンのお題は、最近流行りのFinTechを使って、何か画期的なビジネス・モデルを考えろと言うもの。僕らの前のチームAの内容(社内コストの「見える化」)が面白かったのだが、審査員の「偉い人たち」にはやや不評。この手の内部管理会計的な話は、インパクトが大きい割に、僕たち現場にはあんまり見えて来ない部分であり、だからこそチームAも題材に選んだのだろうが、マネジメント層には既に十二分なMIS(=Management Information System、経営情報システム)がもうある…と言うことらしい。

僕たちのチームBは、事前の議論で各メンバーが雑多な内容を提案していたので、そのまま「盛り合わせ」として提示。個人的には、その中からいくつか刺さるかな?と思える物も入っていたと思うのだが、「どれもgame changerにはならない」と言う辛口評価で撃沈。このお題、思ってたより結構難しい。

さて、チームCは業法ライセンスや、内部の既存インフラ(コンプライアンスやら何やら)を売っていく、携帯電話会社の「土管ビジネス」みたいなものを提案して見事勝利。内容もさることながら、発表前に初めて顔を合わせるメンバーともちゃんとミーティングしてプレゼンを用意したり、そのあたりのチームワークも評価されていた(各チーム毎の最終調整の時間帯に誰も見当たらなかったので、すわ勝負放棄かと思ったら、別室で綿密に準備していたらしい)。まあ、3チームの中でも確かに一番面白く感じたから、納得の勝利(というか、僕らのチームBの敗北)かな。

さてさて、そんなこんなで研修は進んだのだが、台風が刻一刻と近づいてきている。現地の人の話を聞くと、「シグナル3」と言う状態(台風の強さ)なら大丈夫だが、「シグナル8」(なぜか3の次はいきなり8に飛ぶ)が発表されると、公共交通機関も止まる、保険が効かなくなるためタクシーも走らない、証券取引所も閉まる(確かに、香港はよく台風のせいで株が休場と言うニュースを聞いたりする)、フライトもキャンセルされたりするから、金曜日帰国予定の人は帰れないかも…と言うことらしい。これを聞いて、何人かの香港外からの研修参加者は、慌ててフライトを変更して、エコノミーでもなんでも空いてる便を確保して、木曜日の早い時間に帰国の途についたりしていた。

今回の研修は、前回と違ってソーシャル・ディナーもドリンク・パーティーもなく、淡々と終わったのだが、そういう予定が入ってたとしても、台風でそれどころじゃなかったかもしれない。翌日にミーティングのアポが入っている人と話してて、「僕は(歩いて来られる)Wに泊まってるから、台風でも出社できるけどね」と冗談めかしていたのだが、「まあ明日、台風がどうなってるかだね…」との由。

僕も早々に会社を出て、ディズニーランド帰りの家族と合流することに。この日は妻の誕生日なので、リッツ・カールトンの中華料理レストラン、天龍軒を予約してあったのだ。お店で待ち合わせしたものの、ベビーカー連れにはエレベーターがとにかく不便で少し遅れてしまっていた。バリアフリー化がまがりなりにも進んでいる日本と比べると、香港はベビーカーにあんまりやさしくない街のようだった。

子供はディズニーランドで遊び疲れたのか帰りの電車で寝てしまったらしく、レストランでもずっと寝ている。しょうがないので、デザート少し前に起こして、僕たちのお裾分けを食べさせた。前日の夜上海に続いての中華だったが、こちらの天龍軒のお味はさすが、これまた香港に行く人にはおススメです。

夕食後、ホテル戻ったらベッドの上にはお花でサプライズ・メッセージが。

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机の上にも”Happy Birthday”というプレートにチョコレートやマシュマロのお菓子が届いていたし、ちょっとした気遣いがとても嬉しいものだった。
posted by としゆき at 20:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月28日

香港出張

もう随分とブログを放置してしまい、ついに2016年には全く新しい記事を書かないまま終わってしまった(2017年1月11日付で投稿されているロンドン出張の続きは、なんと1年以上ドラフトのままブログのサーバーに残っていて、公開するのをずっと忘れていたものだ)。が、書こう、書こうと思っていたことは積もり積もっているわけで、メモ書きだけが増えていく。と言うわけで、久々の記事は2016年10月に行った香港への研修出張の話から。本当は6月にも同じく香港に出張していたのだが(こちらについても後日書くつもり)、そのフォローアップというか、後編というか、研修第2弾が行われることになった。

元々1回目の研修の案内のメールに、「closing eventを10月にやるから」等とさらっと書かれていて、いつ何をやるのだろうと気を揉んでいたら、ギリギリになって日程が確定、10月20日(木曜日)の一日だけだと言う。前回の研修は曲がりなりにも木・金の二日間だったのだが、これでは何とも中途半端。わざわざ一日、研修だけというのも勿体ないので、前日香港入りして、木曜日に研修、金曜日は現地の同僚とミーティングを入れて、研修+通常のビジネス・トリップと言う形にする。

ところで、10月20日は何を隠そう、妻の誕生日でもあり、せっかくだからということで、別途チケットを用意して、一緒に現地入りし、誕生祝いも香港で…ということにした。子供も一緒に連れて行って、僕が会社に行っている間は妻と子供はお買い物か、香港ディズニーランドにでも行ってもらい、夜や週末に一緒に行動しようと計画。無事家族分のチケットも確保して、さあ準備万端と思いきや、10月に入って、地元香港からの参加者の何名かが、この日程だと都合が悪いと言っている…と言う連絡が届く。

さらに、実はこの研修は、お題を与えられて割り当てられたチーム内でまとめ、「偉い人たち」にプレゼンするという趣向。東京、シドニー、香港、シンガポール、ムンバイ…とバラバラの参加者で議論をしたり、濃い内容のプレゼンを作るのはなかなか難儀であり(しかも通常の仕事に加えて)、積極的な人もそうでない人もいて、それなりに大変ではあったのだが、一部のメンバーがこれじゃ時間が足りないから、これから人事に日程変更を申し込む!とか言い出したりする。

こちらとしてはデスクの他の同僚との間で予定もやりくりして、ホテルも飛行機も確定してるのに、何を今更…なのだが、仮に日程変更になったら家族の同行は取りやめ、手数料払ってキャンセルか…と思っていたら、さすがに「偉い人たち」のスケジュールの方が優先されたらしく、予定通り10月20日確定の連絡が入ったのがほんの1週間前。と言うわけで、無事計画通り、19日朝に家族で羽田空港に向かう。

そういえば、家族分のチケットは、会社で取った出張のチケットと連番になるように手配していたのだが、家族の方に「機材変更で座席も変わります」という連絡が来ていた。慌てて会社のエージェントを通じて機材・座席変更について問い合わせたところ、変更後でも(偶然?)連番になっていたということもあった。

羽田で食事をとってから搭乗ゲートに向かう。子連れ優先搭乗で、先にカウンターの中に入れてくれたものの、なぜか機内にはまだ行かないで下さいとのこと。どうも台風が近づいているらしく、東南アジア便が香港便ルートを使うため、香港に行く僕たちのフライトの離陸が遅れるかもしれないとの由。既に搭乗ゲートには長い列が出来ているが、なかなか案内が始まらず既にざわつき始めている。一方で、カウンター内に通されてしまった僕たちは見世物状態。もう少しで外に出されるところだったが、なんとか出発出来ることになって、そのまま機内に向かうことが出来た。

子供は海外は2度のハワイしか経験していなかったが、2歳を迎えていたので、初めて自分の席を確保することに。1席、2席、1席の並びで、2席の部分に僕と子供が座る(妻は左の1席部分)。かなりボックス化されたJALスカイスイートIIだったので、並び席ではあるものの、すぐ隣の子供の世話をすることはかなわず、通路越しに妻がいろいろ面倒を見ることになった。余談だが、JALの機内で子供にはおもちゃのプレゼントがあるのだが、J、A、Lの文字を模った木製のおもちゃ、我が家にはJとAは揃っているものの、なぜかLが手に入らず。今回もLの在庫がなく、相変わらずJAのみとなっている。

香港国際空港には、予定よりやや遅れて到着した。台風を心配していたのだが、空港は既に雨が止んでおり、大したことなくて良かった…等と思いながら市内に向かうエアポート・エクスプレスに乗っていると、途中から大雨状態。時間とともにどんどん雨足が強くなり、香港の台風が伊達じゃないことを実感する(後日もっと実感するのだが)。6月の出張では、エクスプレスの九龍駅直結のリッツ・カールトンだったが、今回は(何かのコンベンションのせいか)リッツは満室で、隣のWホテルに回されてしまった。リッツは会社も入っているICC(=International Commerce Centre)ビルに入っており、香港で最も高いビルからの眺めは最高だったのだが、Wも駅から地下のショッピング・モールで繋がってるし、会社に行くのは便利、台風の中、さらに移動しなくても済むから良しとしよう。

Wは噂に聞いていた通り、派手と言うかなんとも独特な装飾。ホテルの看板はなんだか燃えているし、

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エレベーターの床には電飾で挨拶が。

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エレベーター・ホールは書棚のイメージで洒落ているし、各部屋のプレートも開いた書籍の様だ。

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部屋のタイプも2種類あるみたいだけれど、今回のお部屋はいたってシンプルな内装(出張用と言うことかもしれないが)。

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内装もさることながら、個人的にはそのネーミングの妙が気に入った。部屋にあるアメニティには、銀色のシンプルはフォイルに”SHINE YOUR SHOES”(靴磨き)、”BARE ALL”(髭剃り)、”FRESH MOUTH”(洗口液)、”QUICK FIX”(裁縫セット)等と書いてある。全部そのまんまじゃないか、と言う突っ込みを入れたくなるが、他にも部屋に置いてある無料のお水のペットボトルには”DRINK UP”と書いてあったり、ホテルにある案内書(いわゆるディレクトリ)は”EVERY THING YOU WANT TO KNOW”だったりする。

さらに、ホテル内のミーティング・ルーム名は”STRATEGY”、ビジネス・センターは”WIRED”、ボール・ルームは”GREAT ROOM”、レストランは”KITCHEN”、ジムは”FIT”等々。部屋のルーム・キーに書いてある一言も、ちょっと笑いを誘う。

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Wホテル、確かに変だけれど、まあこのセンス嫌いではないかも。
posted by としゆき at 20:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする