2011年09月14日

お食事 in ラスベガス

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』、

ヨセミテ』、

アンテロープキャニオン〜ホースシューベンド』、

』モニュメントバレー』、

グランドキャニオン』、

グランドキャニオン2日目』、

ラスベガス』、

ショー in ラスベガス』の続き。

ラスベガスは食べる場所も沢山。ガイドブックでも必ず触れられているのは、各ホテルのバフェ。いわゆるバイキングというか、ビュッフェなのだが、ホテルが巨大で宿泊客も多いせいか、バフェ文化が発達したのかもしれない(余談だが、宿泊客に較べてレセプションが少なすぎてチェックイン・チェックアウト時はいつも大混雑)。

まず行ってみたのはベラッジオの”The Buffet”。こちらのバフェはいつ行っても長い行列が出来ている。基本的に朝から晩までやっており、朝食、ランチ、ディナーと時間帯が別れて料金も少しずつ上がっていく。僕達は朝の時間に行ったのだが、ディナーだと料理の内容も良くなるのかな。ベラッジオのは「いかにも」という感じで、料理の味も悪くない。遊び場所たっぷりなラスベガスだけに、朝からお腹一杯にしておかないと。

そしてパリスの”Le Village”。その名の通りフランスの片田舎をイメージした店内。内装はなかなか面白いが、料理的にはベラッジオの方が上かな〜。

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そして極めつけは、現在ラスベガス最高級ホテルの一つ、ウィンのバフェ、”The Buffet”(ベラッジオと同じ名前。ちなみにスティーブ・ウィンはベラッジオも手がけている)。内部の広さも内装の豪華さも料理の内容もピカ一。

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バフェは出来合いの料理が置いてあるだけで、卵料理コーナーだけ人がついてる…なんて事も多いが、ウィンは各料理ブースにちゃんとシェフが並び、出来立ての料理を提供してくれる。デザートコーナーにもちゃんとパティシエが「常駐」していたりする。

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ラスベガスで行くべきバフェに迷ったら、ウィン・ラスベガスへどうぞ!

バフェ以外にもオススメレストランは盛り沢山。「成層圏」を意味するホテル、ストラトスフィアのタワー内にあるレストラン、その名も”Top of the World”。特にラスベガスの夜景は最高に素晴らしい。座席のあるフロアがゆっくりと回転しているので、少しずつ違った方向の眺めが楽しめる。ホテルが立ち並ぶ空港近くのエリアや、北東部のダウンタウンはやはりきらびやか。それ以外の方向でも、住宅が立ち並ぶ街並みの灯りが綺麗。ここで食べた魚料理の味噌を隠し味に使ったソースの味が忘れられない。

ちなみにストラトスフィアの屋上には様々なアトラクションがあり、タワーからせり出した乗り物やバンジージャンプなど、頭がおかしいとしか思えない人たちが狂喜して楽しんでいる。食事中も、バンジージャンプの人たちが目の前を落下して行ったときには、周囲からも悲鳴が上がっていた。見ているこっちの心臓に悪いって言うの。

そしてベラッジオにあるレストラン、「ピカソ」。映画「オーシャンズ11」でも撮影に使われた。その名の通りピカソの絵画が普通に壁にかけられていて、食べ終わったときには「ピカソの絵の前で記念撮影はいかがですか?」なんて聞いてきてくれた。目の前をベラッジオの噴水が轟音と共に立ち上がったりして、お酒だけじゃなくて雰囲気にも酔ってしまいそう。

もちろん、そんな高級店だけじゃなくて、ストリップ沿いにはデニーズもあれば(日本みたいに”Welcome to Denny’s!”なんて言ってくれるかと思ったらそんなことはなかった)、その巨大な看板が人気撮影スポットとなっているマクドナルドも。

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フードコートもあちこちにあるし、食べる場所には事欠きません。

カジノに、ショーに、食事に…と遊び倒したラスベガスだったが、残念ながら帰国の日がやってきた。ラスベガスを訪れる観光客が必ず撮影に向かうという”WELCOME to fabulous LAS VEGAS NEVADA”の看板。マッカラン空港に向かう帰りのタクシーで思い出して、運転手さんに無理行って遠回りしてもらう。

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もうこれで悔いはない…と飛行機に乗ったのだが、なんとこの看板の裏には”DRIVE CAREFULLY Come Back SOON”と書いてあるとか…見逃してしまった…。これはまたラスベガスに再訪してリベンジを果たさねば。
posted by としゆき at 21:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月13日

ショー in ラスベガス

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』、

ヨセミテ』、

アンテロープキャニオン〜ホースシューベンド』、

』モニュメントバレー』、

グランドキャニオン』、

グランドキャニオン2日目』、

ラスベガス』の続き。

ラスベガスはカジノだけでなく、様々なショービジネスでも有名。シーザースパレスでは、セリーヌ・ディオンのステージを大々的に宣伝していたし、MGMグランドではマジシャンのデビッド・カッパーフィールドの特大広告が目立った。他にも名前を知らないコメディアン(?)のポスターが並んでいたり、とにかく見るものには困らない。

シルク・ドゥ・ソレイユも常設小屋でのステージをいくつも展開しており、僕たちも日本から”O”(オー、ベラッジオ)と、”KA”(カー、MGMグランド)を予約して行った。Oがステージ上に巨大なプールを設置し、シルク・ドゥ・ソレイユ一流のパフォーマンスとシンクロナイズドスイミングが一体となる。プールのせいか、ステージが丸く曲がっており、最前列一番右側の席だったので、カーテンが開く前の道化の逆がよく見えなかったのが難点。また、前方の席は水をかなり浴びる事になるので注意。スイマーがふざけて水を手でかけて来たりもする。ショーが素晴らしいから許せるけれど、見に行く場合はご注意。

一方、KAは火をテーマにしており(ステージ上に実際に吹き上がる炎の熱さが感じられる。日本だと消防法違反だろう)、回り舞台のようなステージが上下左右はもとより、前方後方に回転しまくり。3Dで動き回る舞台の上で、重力を感じさせない派手な動きをする。二組の双子を軸に攻守何度も入れ替わる戦いの模様は見ていて飽きない。Oが水面に広がる波紋の様な静のイメージだとすると、KAは激しく変化する動のイメージ。Oではプールの底が音もなく上昇し、水中に飛び込んだはずの人が水面を歩いていたり、KAでは坂を登っていたはずの人がいつの間にか滑り落ちていたり、実に不思議な感覚で満たされる。ラスベガスに行く人には絶対に見て欲しい。

また、有料のショーだけでなく、前回書いたベラッジオの噴水ショーもそうだが各ホテルやモールでの無料ショーもなかなかの見ものだ。TI(旧トレジャーアイランド)では海賊を描いたセイレーンのショー。ガイドブックでは左側が女性の船、右側が男性の船で、左側がオススメ。などと書いてある。実際に見に行くと…

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確かに左側が圧倒的にオススメ。ショー自体も女性側の船を中心に展開するので、少し速めに行って左側の場所を確保しましょう。

そしてラスベガスの無料ショーと言うと思い出すのがミラージュの火山。KAもそうだが、こちらの火力の演出は半端ない。見ていても炎で顔が火照って来るのが分かる。

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ショーではないが、ベネチアンホテルの中にはフレスコ画があったり、内部の運河をゴンドラが進んでいたり、見て歩くだけでも楽しくなってくる。

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サーカス・サーカスでは、その名の通りミニ・サーカスのショーを展開。30分に一度くらいで様々な演目があるので、もう座席に座りっぱなしでこればかり見ている人も。

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サーカス・サーカスはデパートの屋上みたいな感じで、縁日の屋台の様なゲームやUFOキャッチャーみたいな物も多く、子供連れには楽しめるだろう(実際、小さい子供がそこら中を走り回っていた)。

それから、ストリップを北へ、ダウンタウンの中心部に位置するフリーモント・ストリートのフリーモント・ストリート・エクスペリエンス。歩行者天国みたいなアーケードのLEDスクリーンに様々な映像と音楽が映し出されるが…うーん、何だか良く分からなかった。

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このように見て歩く場所が盛り沢山のラスベガスだが、やっぱり無料ショーで一番のお気に入りはベラッジオの噴水かな。音楽の種類も噴水の動きも沢山あって飽きないし、下から見ても上から見ても見応えたっぷり。泊まってた部屋からも見えたので、目にした回数・時間は一番多いはずだが、それでも一押し。ちなみにベラッジオ向かいのパリスにあるエッフェル塔から見るとこんな感じ。

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エッフェル塔で思い出したが、ラスベガスのあちこちでクレジットカードを使おうとすると写真入りIDを求められる。現地の人は免許証でいいんだろうが、外国人観光客はどうしてもパスポートになる人が多いと思う。普通持ち歩いたりしないが、カードでの支払いを中心に考えている人は、万が一のために持って歩こう。
posted by としゆき at 21:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

ラスベガス

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』、

ヨセミテ』、

アンテロープキャニオン〜ホースシューベンド』、

』モニュメントバレー』、

グランドキャニオン』、

グランドキャニオン2日目』の続き。

以前も書いたとおり、モニュメントバレー、グランドキャニオンを目指す前にラスベガスに一泊した。初めてのラスベガス入りだったので、飛行機を降りたとき、噂どおり空港に並ぶスロットマシーンを見て大興奮。早速、幾許かの散財…

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飛行機の遅れもあって到着が夜遅くなったので、とりあえずホテル周辺を散策してみる。眠らない街だけあって、むしろ夜の方が混んでるんではないかと思わせるような人混み。まずはベラッジオの噴水ショー。音楽に合わせて噴水が「踊る」様は実に圧巻。

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ベラッジオ前に走る道は、ストリップと呼ばれる有名な大通りだが、観光客に加えて大道芸人やら、水売りやら、マリリン・モンロー、エルビス・プレスリー等のそっくりさんやら、スーパーマリオやらで大混雑。

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ベラッジオ向かいにはエッフェル塔(実物の2分の1の大きさらしい)が目立つホテル、パリス。

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そして道を挟んでベラッジオの北隣には、ローマ帝国を彷彿とさせるホテル、シーザースパレス。

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グランドキャニオンから帰って来た日には、ショーを見るためにホテルMGMグランドに行った。その周囲にも、、自由の女神が立つニューヨーク・ニューヨーク、スフィンクスとピラミッドが並ぶルクソール、キッチュな宮殿風のトロピカーナ等、ラスベガスと言うと思い出される有名どころホテルが並ぶ。この辺りは、笑っちゃうくらい観光地と言う、イメージそのままのラスベガスで逆にすがすがしくもある。ホテル一軒一軒が思ったより大きくて、闇雲に歩き回っていると疲れてしまうのだが、やはりこの一帯は欠かせない。

翌朝は、JTBによる「無料カジノ講座」。JTBデスクにスタッフも常駐し、ツアー御用達のホテル・フラミンゴに向かう。余談だが、映画にもなったベンジャミン・”バグジー”・シーゲルの愛人、バージニア・ヒルの愛称にちなむのがこのホテル・フラミンゴ。実際にホテル内にはフラミンゴも飼育されており、ラスベガスを代表する歴史的ホテルだが、やはり若干古さが目立つ。

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さて、カジノ講座は実際のカジノのテーブルを用いて、ブラックジャックとルーレットについて。ロンドンでの新人研修時代は夜な夜なカジノに通っていたり、ヨーロッパ旅行をした時にはあちこちのカジノに行ったものだが、それ以来随分とやっていない。カンを取り戻す意味もこめて参加してみた。講師のQuinton君は日本語ペラペラ。聞くと、広島に6年程住んでいたらしい。

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ルーレットは基本的にはチップの置き方(賭け方)。ゼロ(0)とゼロゼロ(00)があるので、厳密には五分五分ではないが、それ以外の目が1〜36まであるから、基本的には1点賭けで当たれば36倍、2点賭けなら18倍…偶数奇数、赤黒等の18点賭けなら2倍、といたってシンプル。講座が効いた訳ではないだろうが、その後フラミンゴのカジノでちょっと遊んだときには小一時間で20%程度のリターンでした。ありがとう、Quinton君。

ブラックジャックの方はもう少し実践的。『ディーラーをやっつけろ!』等にも紹介されているが、自分の手と親の手によって、もう一枚引く(hit)が止める(stand)か決める基準を教わる。簡単に言うと、親には最悪10が出ると仮定して、それで負けそうならカードを引き、親が破産しそうなら止める…というもの。もちろん、用いられるデックの数や、既に出たカードによって統計はどんどん変わっていくから、厳密にやろうとするとそれはカウンティングの世界(『ラスベガスをぶっつぶせ』参照)。もっとも、そこまで学ぶ時間も技術もないのだが、カジノには「玄人」なお客がいて、同じテーブルで馬鹿みたいなカードの引き方をしていると、そういう玄人に怒られたりする。個人的には「流れ」みたいなものはない(単なる統計的な揺らぎに過ぎない)と思っているが、怒られて気分の良い物ではないので、マナー程度に知っておけばいいかな…と言う気もする。

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ちなみに最終日にブラックジャックにも挑戦したのだが、こちらはあえなく玉砕したのでした。残念、Quinton君(って彼のせいじゃないけど)。このJTB無料カジノ講座、実際に使用されたトランプ(お土産として売っている)をプレゼントしてくれたり、賭けるのに使えるクーポン券をくれたりするので、時間のある方は参加してみてはいかが?
posted by としゆき at 21:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

グランドキャニオン2日目

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』、

ヨセミテ』、

アンテロープキャニオン〜ホースシューベンド』、

モニュメントバレー』、

グランドキャニオン』の続き。

実は前日の夕日観光は、グランドキャノン国立公園内のシャトルバスを利用した。なんでもJTBのツアーバスを使うと、運転手を8時間以内に再度働かせる事になり、連邦法に違反するとか何とか。真偽の程はともかく、今朝は4時50分にいつもの運転手と合流して朝日観光へ。星空が綺麗に見えるような真っ暗闇だったし、ほんのり空が白んできているとは言え、車を運転するのはかなり怖いと思う。

寝不足(と言うか、ほとんど眠れなかった)状態ながらもマーザーポイントへ。「ここからの眺望は数ある展望台の中でも1、2を争うすばらしさ」と「地球の歩き方」も言うように、確かに素晴らしい眺めだ。朝日が昇ると共に、徐々に赤く染まっていく断崖。

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グランドキャニオンはラスベガスから日帰りのセスナやヘリツアーで訪れる人も多いが、真昼間の景色だけ見ても、この陰影の美しさは味わえない。やはりグランドキャニオンには宿泊したいところ。

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宿に戻って朝食へ向かうと、ツアーで一緒になった女の子が「あっちの方で、でっかいカモシカが草喰ってましたよ」…ゆとり世代の言葉の乱れに胸を痛めながらも、カモシカ(本当はエルクという動物)を見に行く。

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既に多くの人がエルクを取り巻いて眺めている。近くのロッジからも歓声を聞いて、何が起こっているか分からないまま何事かと着の身着のままで飛び出してくる人多数。僕達はこんな間近で見られて、やはり早起きは三文の徳。

もっとも、野生を保つため本当はあんまり近づいては駄目らしい。公園内のリスに餌をやる人が多く、人間慣れしてしまった動物も多い。そうすると人間から食べ物を奪ったり、餌を取る野性を失って死んでしまったりと言う事も多いという。確かに写真を撮ろうと近寄っても、あんまり逃げようともしない。

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グランドキャニオンではトレッキングを楽しむ人も多い。もっとも、僕らは本格的にキャンプをしたり何時間も山道を歩くわけじゃないので、散歩程度にトレイルを歩いてみる。

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ちなみに右側の穴のようなところから人影が見えるが、本当はここは立ち入り禁止。あの小沢一郎の「日本改造計画」の前書きにグランドキャニオンについて「転落を防ぐ柵が見当たらないのである」等と書いているが、グランドキャニオンに全く柵がないわけではない。が、この右側の穴の向こう側は、足を滑らせればそのまま転落してしまう。僕がこっそりそこに登ってみたかどうかは内緒だが、傍で見てると軽やかな足取りで飛ぶように登っていく人も多い。まあ、自己責任だけど、公園職員にも迷惑をかけるので気をつけましょう。

太陽が高く上ってくると、先程の朝焼けの景色との差が歴然。

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こうなると谷全体の景色が見たくなってくると言う事で、ヘリコプターで上空から眺めてみる事に。

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旅行前に、「あーあれよく落ちるんだよねー」等と言われながらもヘリに乗り込んでみたら、ラッキーな事に助手席、と言うか2列ある座席の前方に座れる(乗る前に体重を量ってバランスを取って座席が指定される)。

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足元からも景色が見えて若干怖い気もするが、遊覧飛行自体は揺れも少なく、思ったより快適。念のために酔い止め薬を飲んだけれど必要なかったかも。やはり展望台から眺めるのと違って、谷を覗き込む眺めはまた格別。

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約30分程の飛行だったが体験してみてよかった。もっとも、JTBツアーの場合は現地で申し込むので、一人195ドルなりの飛行代金をキャッシュで払えと言われる。僕はシティバンクのカードを使って、現地のATMから引き出したのだが、同乗した4人連れの家族はさすがにキャッシュで用意というのも酷だと言うことで、カード払いが許されていた。だったら僕もカードが良かったのに。

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グランドキャニオンからラスベガスへの帰り道、バスはセリグマンという街に立ち寄る。この街は、シカゴとサンタモニカを結んでいたかの有名な「ルート66」を町おこしに使っているのだ。かつての国道66号線は廃線となったのだが、未だにマニアが存在するらしく、レトロなお店が立ち並ぶこの街にはルート66グッズや看板だらけ。

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さあ、ヨセミテ、モニュメントバレー、グランドキャニオンと続いた旅もいよいよ終盤戦、ラスベガスに再び舞い戻っていく。
posted by としゆき at 21:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月04日

グランドキャニオン

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』、

ヨセミテ』、

アンテロープキャニオン〜ホースシューベンド』、

モニュメントバレー』の続き。

モニュメントバレーを後にし、バスは一路、300キロ近く離れたグランドキャニオンへ。グランドドキャニオンはコロラド川を挟んで、サウスリムとノースリムに別れる。多くの観光客が訪れるのは圧倒的にサウスリム。その中心のビレッジを境にして、さらにイーストリム、ウエストリムに別れる。まず訪れるのはイーストリムの終点に位置するデザートビュー。グランドキャニオンの断崖の向こう側に、ペインテッドデザートと呼ばれる砂漠が広がることからこう呼ばれる。今回の旅行の目玉、グランドキャニオンにいよいよ辿り着き、最初に目にした絶景にただただ感動。

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先住民の遺跡をモデルに作られたウォッチタワー(物見の塔)も建つ。展望台が工事中だったが、最上階までは上る事ができて、上からの景色は下からよりもずっと素晴らしい!

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塔内部では壁画も再現されている。

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その後、一度宿(ビレッジにあるマスウィックロッジ)にチェックインだけして、夕日観光で公園内シャトルバスに乗りパウエルポイント、そして徒歩でホピポイントと言う展望台へ。崖の底を覗き込むと、コロラド川の赤い川が流れているのが見える。

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俯瞰してみると、いったい何年かかってこの地形を川の流れが作り出していったのか…と気が遠くなる。

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しばしグランドキャニオンの景色をご堪能あれ。

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そしていよいよグランドキャニオンにも夕闇が訪れ始める。陽光に照らされていたときでも、その複雑な地形・地層で目を楽しませてくれていたが、光と影のコントラストによって、さらに幻惑的な風景を見せ始める。

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ところが、この日も天気は曇り空。モニュメントバレーに続いて、折角の夕日観光も楽しめないのか…

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…と思いきや、最後の最後で真っ赤に染まった美しい谷の景色が現れ始める。やっぱり日頃の行いでしょう。


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そう言えば帰り道のバス、ドイツ語のグループがいたので、Sind Sie aus Deutschland?と話しかけてみて、満面の笑みでÖsterreich!と返されたり、写真を撮ってくれた人がスペイン人っぽかった(?)ので、Gracias!と言ってみたはいいものの、その後彼らの会話を聞いてると明らかにイタリア人だったり、言語関係で勇み足があったものの、絶景でテンションがおかしかったと言う事で。

グランドキャニオン内部は、モニュメントバレー以上に照明が少なく、夜は星空が本当に綺麗。

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撮影こそうまくいかなかったものの、流れ星が次々へと飛んでいくのが見えたのも感動。全部で4、5回見えただろうか。こんなに連続して流れ星を見たのも生まれて初めての経験だった。
posted by としゆき at 20:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月29日

モニュメントバレー

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』、

ヨセミテ』、

アンテロープキャニオン〜ホースシューベンド』の続き。

ホースシューベンドから、200キロ以上を移動してモニュメントバレーに向かう。ユタ州とアリゾナ州にまたがり、ナバホ族居留地内にあるこの公園、正式名称はMonument Valley Navajo Tribal Park…と言うわけで、ヨセミテやグランドキャニオンと違ってアメリカの国立公園ではない。

映画やCM等、様々なところで目にするモニュメントバレーの光景。バスの車窓から見えてくると、思っていた以上に広大な敷地にびっくりする。

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サマータイムの関係もあって、こちらに来てから大体日没は8時台なのだが、本日の日没は8時27分、そしてその15分前くらいがもっとも夕日が美しい時間帯らしい。というわけで一度チェックインして、スーパーやクリーニング店をひやかしながら夕日を待つ。JALパックだったらザ・ビューホテルという、モニュメントバレーのど真ん中に立つ眺め抜群のホテルだったが、今回のツアーではグールディングス・ロッジと言う、やや離れた場所にあるホテル。とはいえ、ホテルの各部屋にはテラスが付いており、そこからビュート(侵食されて残った残丘)がちゃんと見える。どうせ公園内の移動はバスだし、特にザ・ビューホテルにこだわらなくてもよいかも。

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写真の様に、ホテルは景色に溶け込むようなデザインで作られている。

当地に移住したグールディング夫妻は、世界恐慌後の不況で悩むナバホの人々に胸を痛め、なんとか助けになればと一路ハリウッドへ。悪戦苦闘の末、モニュメントバレーの風景写真が映画監督ジョン・フォードの目に留まり、数日後彼のチームがやってきて撮影したのが名画「駅馬車」…と言うのは、もはや伝説になっている。ジョン・フォードの撮影隊の宿舎としても使われ、現在もホテル内には映画ポスターや当時の写真等が飾られた博物館が併設されている。

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アンテロープキャニオンで雨を心配していたように、この日はやや曇りがちで、せっかくの夕日は余り楽しめず。

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というわけで早々に夕日をあきらめて夕食へ。この日はナバホ族名物料理ということで、ナバホタコス。普通のタコスよりもずっと土台(ナバホブレッド)がしっかりしていて、まるで厚手のピザのよう。具沢山で、余りタコスが好きじゃない僕にも楽しめたけど、いかんせん、ボリュームがありすぎて完食には至らず(とはいえ、アメリカの料理はどこに行っても盛り付けが多すぎてとても食べきれないのだが)。

ビールでも飲んで早く寝よう…と思ったが、ここはナバホ族居留地であり、アルコールは厳禁。レストランでもクアーズやバドワイザーが売っているが、それはちゃんとノンアルコールビールなのだった。

それでも夜のうちに空は晴れ、部屋からは星空も見ることが出来る。

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朝、ジープに乗って公演内部に乗り込み、朝日鑑賞へ。手袋の様な形をした、その名もLeft MittenとRight Mittenと呼ばれるビュートの間から日が昇り始める。

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あっと言う間に日が昇ると、ビュートの赤く染まり、いかにも…と言う景色に変貌する。ジョン・フォード・ポイントと呼ばれる、彼が好んで撮影した地点からも多くのビュートが見られる。

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こうしたジープツアー、「地球の歩き方」等では、砂埃が激しくてコンタクトレンズの人には辛い…と言う事だったので、わざわざ花粉症用のゴーグルを買って持参したのだが、思ったほどでなく、結局ゴーグルも使わないまま。ところで、こうしたジープツアーは各旅行会社が売りにしている。JTBは差別化を図る目的もあって、グールディングスロッジと共同プロデュースと言う事で、JTBだけが知っている観光スポットを開拓。それがこちらのティアー・ドロップ・アーチ。

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文字通り、涙の雫の形をした岩穴の向こう側には、先程までいた景色が見られる。ここはホテルから直線距離だとほんのすぐそこなのだが、ジープで延々移動しないとたどり着けない。

モニュメントバレーに来ると言う事で、先程も出てきた「駅馬車」を始め、この地で撮影された映画を予習してきた。「駅馬車」(見たことなかったが、映画としてもかなり面白い作品なのでオススメ)、「2001年宇宙の旅」(終盤スターゲイトのシーン)、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart III」(これは全編)、「フォレスト・ガンプ」(ガンプがマラソンを止めるシーン)などなど。他にも「ミッション・インポッシブル2」(オープニングでのロッククライミング)や、ナバホ語での暗号通信を描いた「ウインドトーカーズ」等、実に沢山の作品がここを撮影場所にしている。今回のツアーでも、バス移動の間、そうした映画やCMのシーンだけを集めたDVDを上映していたほどだった。

確かに、日本では決して眺める事のできないこの独特な景色は、そうした創造意欲を掻き立てるのかもしれない。
posted by としゆき at 22:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月21日

アンテロープキャニオン〜ホースシューベンド

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』、

ヨセミテ』の続き。

サンフランシスコから空路移動してラスベガスにまずは一泊だが、それはまた後ほどにして翌朝からは2泊でモニュメントバレー、グランドキャニオンを廻って来る。ラスベガスからモニュメントバレー入りする前に、アンテロープキャニオン、ホースシューベンドを訪れる予定。ラスベガス市中心部からダウンタンを経て、街の北部に位置するメスキートへ。この辺りにもカジノが多く建っているのだが、リーマンショック後、どんどん潰れていると言う。ラスベガス市内ではそれほど不況の匂いがしなかったが、やはりあの街は例外なのかもしれない。

道中、コロラド川をせき止めて造られた人造湖、レイクパウエルが見えてくる。

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この辺りボート屋が多く見受けられ、湖長さ300キロと言うこの巨大な湖でのリゾートを求めて、多くの観光客が訪れると言う。そしてレイクパウエルを造り出したのは、高さ216メートル、幅475メートルのグレンキャニオンダム。

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その後、バスはアンテロープキャニオンへと向かう。砂岩を川の水が削って出来た狭く細長い渓谷だ。少し雨が降っただけでも鉄砲水の危険があって立ち入り禁止になると言う事で、車窓から雲が見えて少し心配していたのだが、現地に着けば見事に晴れてきた。この辺りは、やはり日頃の行いがよいおかげか。

ナバホ族が経営するツアー会社に頼んで、みんなで軽トラックで移動。10分ほど舗装道路を走り、その後10分程荒地を走る。先週も2日程雨が降ったとかで、濁流が流れたのか両側の岩に水の跡が残っている。

奥に見える非常に狭い隙間に入っていく。確かに雨が降って、この中を鉄砲水が流れるようでは、危なくてツアーなんかやってられないだろう。ちなみに写真に写っているのは、ナバホ族のガイド、ポールさん。デジカメだろうが携帯だろうが写真撮影がうまくて、みんなが暗い渓谷内で撮影に苦労していると、貸してみろ、と言って上手に撮影してくれる。

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アンテロープキャニオンに行くなら、上空から日光が差し込む正午頃の僅かな時間を狙うべし。僕達のツアーも丁度この時間で薄暗い渓谷に陽が差し込む美しい光景が見られる。

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ポールさんが足元の砂を放り上げ、そこに日光が反射する演出も。

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渓谷内は水が削った流線型の表面模様が艶かしいというか、幽玄というか、本当に美しい。触ってみると意外に固いのだが、傍から見ていると今にも崩れ落ちそうな感じもする。

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日程表を見たとき、正直モニュメントバレーへの移動途中の「おまけ」くらいに考えいてたのだが、どうしてどうして、欠かせない観光地だった。最近特に人気が高まっていると言う。

ここで昼食を取り、時計を一時間進める。と言うのも、この辺り時間帯が複雑で、サンフランシスコのあるカリフォルニア州やラスベガスのあるネバダ州は太平洋標準時(PST=Pacific Standard Time)だが、レイクパウエルのまたがるアリゾナ州・ユタ州は山岳部標準時(MST=Mountain Standard Time)。この辺りの土地の多くがナバホ居留地に属するのに対し、レイクパウエル南端の街ペイジは居留地外。そして居留地以外のアリゾナ州は夏時間を採用していない…と言う事で、多くの州や居留地を出入りする今回の旅行、正確に自分がどこの時間帯なのかを考え始めると混乱してしまう。

さて、昼食後ホースシューベンドへ。文字通り、コロラド川が馬蹄(Horseshoe)の様に曲がっている(bend)ことからその名が付けられた。駐車場からやや歩くが、遠方から見えてくるのはこんな感じ。

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近づいてみるとコロラド川が流れているのだが、一番下まで覗き込むためには、地面にうつ伏せになって身を乗り出すしかない。柵も何もなくて、本当に怖い。旅行前は、現地に折角行ったんだったら覗き込まない手はないだろう…なんて軽く考えていたが、いざその場に立ってみるとやっぱり足がすくむ。匍匐前進状態でそろりそろりと身を進める。

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それでもやっぱりリスクを取ってでも見てみたい。淵から離れた安全圏から見ているだけでは、一番曲がった頂点部分の川面までちゃんと見えないのだ。とはいえ、2010年にも転落事故が落ちているらしいので気をつけたいところ。僕なんかは結構こわごわ覗き込んでいたが、ツアーの若い人なんかは平気で立ったまま覗き込んだり、欧米系と思しき別の観光客なんかは、岩場でピョンピョン跳ねてたりして、見ているこっちの心臓に悪い。でも警告板にもあるとおり、その足場がいつ崩れるか分かったものじゃないのでご自重あれ…。

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posted by としゆき at 15:43| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月16日

ヨセミテ

アメリカ大自然の旅』、

サンフランシスコ』の続き。

初日夕方(時差の関係で金曜深夜発→金曜午後着)にサンフランシスコ入りし、2日目は朝5時起床でヨセミテ国立公園へ。ヨセミテは宿泊ももちろんだが、僕たちのようにサンフランシスコから日帰りで訪れる人も多い。しかし良く考えてみると、片道300キロを優にオーバーする距離なのだ。そこを片道5時間かけてバスで移動する。改めてアメリカの大きさを思い知る。

この日のガイド兼運転手は自称「くまさん」。この手のツアーでは運転に集中するため、ガイドはガイドで別建てが普通なのだと思うのだが、JTBはそんなことは気にしないらしい。しかも彼、前日もヨセミテ日帰りをしていると言う。アメリカは舗装が酷いことになっている道路も多いが(くまさん曰く、「日本みたいに道が良いと居眠り運転しちゃうんでちょうど良いんです」)、彼はそんなこと気にせず、良く喋る、喋る。参加者としてはその方がありがたいのだが、この体力は大したものだ。

アルカトラズ島を横目に見ながら、サンフランシスコとオークランドを結ぶベイブリッジ(一日に30万台の通行量らしい)を通っていくのだが、1989年の地震で一部が崩壊、その改修工事がいまだに続いていると言う。その工事の話の時もそうだし、くまさんが強調していたのは、「日本は景気が悪い悪いと言うけれども、為替は円高でしょ、日本はすごい国なんですよ…」と言う話。まあ、マーケット関係者としてはそのまま聞くのも何だが、日本人が海外に行くと、妙に愛国者になったり逆になったりもするけれど、彼は前者なんだろう。

さて、ヨセミテ。国立公園にして世界遺産でもあるこの場所は、年間400万人近くもの観光客が押し寄せる。くまさん曰く、ヨセミテの語源はネイティブ・アメリカンの言葉で「グリズリーベア」との事だったが(カンガルーの語源を思い出させる)、ちょっと調べてみたらそれは間違いで、「殺し屋たち」と言う意味らしい。今、ネイティブ・アメリカン(いわゆるインディアン)と簡単に書いたが、部族によって言葉も違うわけで、この辺りはよく分からない。さらに、くまさん曰く「ヨセミテが国立公園になった頃、日本は幕末なんですよ」…ちょっと待て、確か1890年10月1日のはずだから、それはもはや明治時代ではないか?

それはさておき、ハイシーズンの週末(この日は土曜日)と言うことで混雑が予想されたのだが、くまさんによると「今日はなんだかラッキーなことに空いてます。普通なら(公園内にある信号をさして)ここで延々待たされるんですが、今日は一回で行けちゃいそうですね!」。ところが信号待ち後に若干道が混んできて、「赤信号になっちゃいそうですが、このまま突っ切ります」…って、空いてると言っちゃった手前その気持ちも分かるけれど、安全運転でお願いします。

林の中を通って、最初に見晴らしが広がるのがトンネルビュー。ヨセミテといえばこれ!、と言わんばかりの景色が広がる。

Yosemite_tunnelview.jpg

左手に見えるのは一枚岩では世界最大のエル・キャピタン。右手には花嫁衣装のようだと言うことから名づけられたブライダルベール滝。そして奥には、半球形を半分に切断したような、通称ハーフドームが見える。このハーフドーム、アウトドアブランドのノースフェイス(THE NORTH FACE)のロゴのモデルだ。言われてみればそんな気も?(右側は今回の旅行中、苦楽を共にしたリュックのノースフェイス・ロゴ)。

Yosemite_Northface.jpg TheNorthFace.jpg

エルキャピタンはロッククライミングの聖地らしい。麓には登頂の順番を待つ人たちのキャンプがあったりする。写真だと分からないが、下から双眼鏡で覗くと確かに人が登ってる姿が見える。普通は3日〜6日かけて登る…と、言う事は、その間は途中で寝泊りするのだ!

ヨセミテ周辺にはセコイアの木が多く生えているが、かつては直径14メートルもの大木があったと言う。幹を繰り抜いて自動車用のトンネルを作ったら、残念ながら枯れてしまった。現存するものでは11メートル程が最大らしいが、そこまで大きくないものなら公園内にゴロゴロ生えている。幹を実際に手で触ってみると、スポンジのような独特のやわらかさがある(水分を含んでいるから?)。

水分といえば、例年だと、この季節(7月末)は水量も減り、ヨセミテ名物の滝も枯れてしまうことが多いそうだが、今年は異常気象とかで、5月に草木も枯れたものの、6月に2週間程降った雨のお陰でまだまだ水も豊富。普通なら川遊びが流行る頃だが、逆に深さがありすぎてまだラフティング等のボート遊びが楽しめると言う。

Yosemite_rafting.jpg

ガイドブックなどでも初夏から夏は滝が楽しめないと書いてあるので、これは嬉しい誤算。ヨセミテは実は滝の宝庫であり、世界の落差の大きい滝ベスト100のうち、5つが公園内に存在する。ヨセミテ最大のヨセミテ・フォールズは第8位(739メートル)だ。ついでながら、英語でfallsと複数形表記すると多段の滝を表す。

Yosemite_Falls.jpg

くまさんは年がら年中ヨセミテに行ってるにもかかわらず、ヨセミテが好きで好きでたまらないらしく、冬は雪景色が綺麗だし、春先には花が咲くし、一年中楽しめます!と宣伝を怠らない。実際「地球の歩き方」にも、ヨセミテで一日時間を費やせたらどうするかとベテランのレンジャーに聞いたところ、「マーセド川の川辺に腰かけて泣きますよ」と答えたという話が出てくる(つまり、一日ではとても足りなくて悲しすぎる)。

確かにどこを見ても素晴らしい景色で、是非別の季節にもまた来てみたい、競争率が高いと言う公園内の宿泊にもチャレンジしてみたい、と思わせる。

Yosemite_Scenary.jpg

元々、グランドキャニオンの絶景が見たくて計画した今回の旅行だが、岩、崖、砂漠、と言ったグランドキャニオンやモニュメントバレーのイメージとは違い、ヨセミテは緑、水、山、と言った感じ。正直、期待以上の体験で、本当にヨセミテに来て良かったと思った。厳格な自然保護で知られるアメリカの国立公園だが、それでも環境破壊が進んでいるため、ヨセミテを100年間閉鎖すると言う計画さえあると言う。ヨセミテ未体験な方は、可及的速やかに行って来て下さい。

posted by としゆき at 21:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

サンフランシスコ

アメリカ大自然の旅』の続き。

金曜夕方に羽田空港国際ターミナルへ。やっぱり成田なんかよりずっと近くて便利だ。恒例の両替レートチェックは、みずほ銀行店頭で、ドル円は現金で75.16 - 80.56、T/Cで76.74 - 78.86。ユーロ円は現金で107.4 - 115.4、T/Cで109.69 - 112.9。旅行直前に進んだ円高を享受。もっとも、昨年のドイツ旅行の時と同様(『フランクフルト』参照)、僕が旅行中に政府・日銀による為替介入が入るのはまだ知らない。

夕食を食べていなかったので、「ポートサイドキッチン」と言う、麻布十番にあるグリル満点星プロデュースのお店(?)で軽く食事。ところがその後JALのラウンジに行ってみたら、食べ物飲み物の充実度がとんでもない。サンドイッチ等の軽食だけでなく、カレーがあったりサラダがあったり、ここで食事にすればよかった…と思わせる。「こんな高コスト体質だから会社が傾くんだ」とか思ってみたり。余談だがこの日、(おそらくハワイに向かう)木梨憲武・安田成美一家もラウンジにいた。スタッフなのか友人なのか、何家族かで子供連れだったが、傍目にはとっても仲良し夫婦に見えて好印象。

さらに余談だが面白かったのは、サンフランシスコの中国語表記が「旧金山」になってたこと。ゴールドラッシュを髣髴とさせる。

さらにさらに余談だが、機内食のメニューに「キャビンアテンダントのきまぐれサラダ〜クリーミーシーザードレッシング〜」とやらを発見。よくレストランで「シェフの気まぐれサラダ」とかあるが、シェフでさえ気まぐれはいかがなものか、と思うのに、ましてやCAごときが気まぐれでサラダを出す(?)とはどういうことだと一人憤慨。こういうことだから、会社が(以下略)。

そんなこんなで飛行機も無事にサンフランシスコ国際空港に到着。夕方の到着だったので、散策がてら夕飯へ。夏時間だったので、夜でも8時くらいならまだまだ明るい。サンフランシスコは坂の多い街だが、ユニオンスクエア近くのホテルから歩いて行くと、急坂で息が切れてしまう。サンフランシスコは十数年前にも訪れており、その時も思ったのだがこちらの住民の駐車スキルは伊達じゃない。

SF_carparking.jpg

サンフランシスコは、観光名所でもあるフィッシャーマンズワーフをはじめ、シーフードが名物料理(マンガ「美味しんぼ」では、魚介類の鮮度が悪くて臭いとけちょんけちょんにけなされていたが)。オススメされたので事前に予約してあった「クラスタシアン」と言うレストランへ。

クラスタシアン@フォートラベル

ローストクラブとガーリックヌードルが名物と言うことで、もちろんそれを注文。カニはオイルたっぷりで、食べていると手がベトベトになってしまうが、ガーリックの風味も効いていて、実に美味しい!サンフランシスコにお越しの際は是非どうぞ。

SF_roastcrab.jpg

翌日は現地ツアーでヨセミテに行ってきたのだが、それはまた改めて書くとして、ヨセミテ帰りの夕食は今度は正真正銘のフィッシャーマンズワーフ。これまたオススメされた「スコマズ」と言うイタリアン・シーフード料理のお店。

スコマズ@フォートラベル

サンフランシスコ名物ケーブルカーに乗りたかったので、ホテルから一旦レストランとは逆方向に坂を下り、ケーブルカーの乗り場へ。ちょうどやってきたパウエルハイド線に乗り込み、終点から歩いて5分くらい。こちらのカラマリフリット(イカの揚げ物)は、とっても美味でした。というわけで、こちらのレストランにも是非どうぞ。

翌朝、やはりケーブルカーに乗って市内散策に出かけようと始発乗り場に向かうと、既にそこにはものすごい観光客の行列。ケーブルカーは車掌が全権を握っており、客を乗せるも乗せないも彼(女)の裁量次第。どうも見ていると、始発でギュウギュウ詰めにはせず、途中の乗り場からも乗れるようにある程度余裕を持たしている様子。ただ、この日はラスベガスへの移動日で時間も限られているので、ケーブルカーを諦めて泣く泣くタクシーを捕まえる。前の晩に乗っておいて良かった。

そしてガイドブックには必ず乗っているロンバードストリートへ(観光客にも人気なので、ケーブルカーでも、通りの名がアナウンスされていた)。ここは道が九十九折になった坂道で、近所の住民が植えたのか花壇になっている中を、車がそろりそろりと進む様子が面白い。

SF_LombardSt.jpg

再びタクシーを捕まえて、ゴールデンゲートブリッジの麓、フォートポイントへ。以前訪れたときは、フィッシャーマンズワーフで自転車を借りて橋を渡ったな〜と懐かしくなる。今回は橋を渡りこそしなかったものの、間近から眺めてサンフランシスコ気分に浸る。

SF_GoldenGate.jpg

さて、フォートポイントは結構中心部から離れており、ここまでタクシーで来たはいいものの、どうやって帰ろうかと途方に暮れる。家族連れでピクニックに来ているような人たちは自家用車だが、タクシーはほとんど走っていないようだ。サンフランシスコは真夏とはいえ、海沿いでもあり霧が立ち込めて結構肌寒い。市内に向かってとぼとぼ歩いていると、やはりそこは日頃の行いが良いのか、タクシーがやってくるではないか。早速捕まえて中華街へと向かう。昼食は、これまたオススメされたEmpress of China。

Empress of China(皇后酒家)@JTB

チャイナタウンの真ん中なので、夜とかだったら窓からの景色が綺麗かもしれない。

SF_Chinatown.jpg

お腹もいっぱいになったところで、空港へ移動する。乗ったタクシーの運転手が突然日本語で「コンニチハ」と話しかけてきて驚いたが、聞くとどうも以前フィリピンで、"Furusato"と言う鉄板焼き屋に勤めていたらしい。地震の被害についてお悔やみを言われるも、その後彼は反原発論を展開し続けて応対に困ってしまう。機体到着遅延とかでラスベガス行きも遅れるし、何だか疲れてしまったが、人生初のラスベガス、現地入りしたらしたで、テンションが上がってしまうのだった。

posted by としゆき at 22:58| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

アメリカ大自然の旅

今年は、かねてからの念願だったアメリカはグランドキャニオン観光に行くことにした。グランドキャニオンはラスベガスからヘリやセスナで日帰り観光をするのもメジャーだが、どうせなら現地に泊まりたいもの。グランドキャニオン周辺には多くの国立公園が存在するから(いわゆる、グランドサークル)、どうせなら他にも行ってみたい。ただ、こうした国立公園は交通の便も悪いことが多く、どうしても車での移動になるが、現地でレンタカーと言うのも(魅力的ではあるが)あんまり現実的じゃないし、どうしてもツアーに参加…と言うことになる。

いくつかの候補を当たってみたが、JALパックの『グランドキャニオン北側と南側の国立公園内に各1泊ずつ、モニュメントバレーでは絶景が見えるホテルに グランドサークルの決定版+ヨセミテ9日間』が良さそうだった。グランドキャニオン、モニュメントバレー、さらにはヨセミテ(これはグランドサークルじゃなくて、サンフランシスコに近い)にまで行けてしまう。グランドキャニオンではメジャーなサウスリム(南淵)だけでなく、コロラド川を挟んだノースリム(北淵)にも泊まったり、モニュメントバレーではナバホ族が運営するザ・ビューホテルに泊まれるなど、かなりお徳感のある内容。と言うわけで、早速有楽町のJALプラザに行ってみる。

最小催行人員4名と言うことで、申し込みをしても行けるとは限らず。それでも随分と早く申し込んだから、そのうち誰かが応募してくるだろう…と思ったら、1ヶ月前になって催行中止。JALパックによると別の日程なら既に申し込みが入っていると言うので、会社でお休みをもらうスケジュールを再調整して申し込むも、またまた1ヶ月前になって中止のお知らせ。かなり楽観的に構えていたし、チームの人たちとの休みの調整もあったので、さすがに連続キャンセルはショックだった。JTB等他の会社のツアーだと、グランドキャニオン+モニュメントバレーか、グランドキャニオン+ヨセミテというのはあるが、なかなか全部というのはない。あっても日程が長めになってしまったり、平日出発で非効率なスケジュールになってしまう。

ところが、ここで裏技が登場。JTBに『モニュメントバレーに宿泊するモニュメントバレーとグランドキャニオン7』と言うツアーがあった。このツアーのコアな部分(ここでは、グランドキャニオン+モニュメントバレー)を切り出して、そこだけ参加するランド・オンリー(つまり飛行機は別建て)と言う方法があったのだ。元々のツアーでも東京→西海岸経由→ラスベガスの乗り継ぎだったので、サンフランシスコ経由、ラスベガス行きの往復を別に用意し、サンフランシスコに宿泊しつつ、これまた現地ツアーでヨセミテに行き、ラスベガス入りしてからおもむろにツアーに合流すれば、自家製グランドキャニオン+モニュメントバレー+ヨセミテ旅行の出来上がり。ついでにラスベガスに延泊でもしちゃえば、この「眠らない街」もたっぷり堪能できる…と言うわけで、今回はJTBのお世話になることに。

JALパックのツアーと比較した場合、グランドキャニオンは一泊(サウスリム)のみで、モニュメントバレーでは噂のザ・ビューホテルには泊まれない、というのが難点だが、やや無駄の多いJALパックに較べてコンパクトな日程は有難い。 さらにフライトはJALパックと同じくサンフランシスコ行きのJAL便にすれば、羽田からのフライトで空港は近いし、金曜日の深夜24時5分(つまり土曜日の0時5分)発で時間も有効に使える。

と言うわけで、いいとこどりで組み合わせたアメリカ大自然紀行の旅へ、いざ出発。
posted by としゆき at 20:31| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | アメリカ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする