2010年09月26日

フランクフルト

独逸』の続き。

フランクフルトの友人だが、出発直前にメールを送ると休暇中という自動返送のメールが。現地でどうしたものやらと思ったが、オフィスの連絡先は知っているし、一応携帯やメールでも連絡は取れるから、とメールだけ入れておいたところ、出発前日深夜に携帯が鳴る。どうも家族の御不幸で一時臨時帰国していたらしい。とりあえず連絡がついたと安心して眠るも、朝9時35分発のルフトハンザLH711便なので、起きるのは意外に早い。朝6時40分のリムジンバスに乗って成田空港に向かう。

例によって両替レートを見てみると、13日朝の時点での市場実勢はユーロ円で107.15 - 107.19。みずほ銀行の両替レートは現金で100.67 - 112.67、トラベラーズチェックで105.00 - 108.17。せっかく円高になってきていたのに、やっぱり両替手数料は高すぎだろう。もっとも、現地入りしてすぐに為替介入があって、ユーロが113円近くに飛ぼうとは予想もしてなかったのだが。

今回のエアバスA380だが、機内アナウンスによれば、総重量は521トン、そのうち燃料が206トン、実際に使用する燃料は184トン(だから22トンは予備)と言うことらしい。あんまりピンと来ないが、燃費を概算してみると、

- 成田〜フランクフルトは約6000マイル
 (≒約9600キロ)
- 華氏60度の比重は0.775〜0.84kg/l
 (温度によって変化が激しいらしい)

ということなので、大雑把には9600キロ÷(184トン÷0.8kg/l)で、リッター約40メートルということになる。ファクター2程度の誤差があるとしても、やっぱり「でかい」(あるいは「重い」?)んだなぁ…と実感。

LH711.JPG

そんなことを考えてたりするうちに、飛行機は無事にフランクフルト・マイン国際空港に到着。よく知られた「フランクフルト」は、正式名称はフランクフルト・アム・マイン(Frankfurt am Main)。「マイン川沿いのフランクフルト」だが、ドイツ国内にはもう一つの「フランクフルト」、フランクフルト・アン・デア・オーデル(Frankfurt an der Oder)が存在する。国際関係に詳しい人なら「オーデル・ナイセ線」について必ず聞いた事があると思うが、これはドイツ・ポーランド国境をなすオーデル川とナイセ川。というわけで、こちらの「フランクフルト」は旧東ドイツにある小さな街。いわゆるフランクフルトも、鉄道の時刻表なんかを見ていても、"Frankfurt (Main)"と一応カッコ書きはしてあるのだが、以後アム・マインを「フランクフルト」で通す。

高層ビルの珍しいドイツにあって、金融機関の本店が集中するフランクフルトはニューヨークのマンハッタンになぞらえて、「マイン・ハッタン」と渾名されたりする。欧州中央銀行(ECB)や、ドイツ連邦銀行(ブンデスバンク)はもちろん、ドイツ銀行やコメルツ銀行の本店が存在する。ちなみにコメルツ銀行ビルは300メートルの高さで、ヨーロッパ第2位の高さを誇るらしい。経済誌等でユーロ関係の記事が出るときには、必ず見出し写真に使われるECB前には巨大なユーロ・マークのオブジェが存在する。

ECB.JPG

金融都市フランクフルトは、観光名所と言う意味では数少なく、しかもある程度の小さな領域に集中している。その中でも、フランクフルトに行く事にして楽しみだったのがシュテーデル美術館。ここには、あのフェルメールの「地理学者」が収蔵されているのだが、残念ながら工事中で美術館は閉鎖中(フェルメールについては『フェルメール』参照)。せっかくドイツまで行ったのに…と思っていたら、どうも来年3月に渋谷Bunkamuraで「シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」が開催されるらしい(2011年3月3日〜2011年5月22日)。そのときまで待つとしよう。
posted by としゆき at 19:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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