2008年12月22日

フェルメール

上野の東京都美術館で開催されていた「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」。相変わらず仕事でばたばたしている中、前からどうしても行ってみたかったので閉幕間際に駆け込み鑑賞。

寡作で知られるオランダの画家、ヨハネス・フェルメールは、映画にもなった「真珠の耳飾の少女」等でも知られる。今回の展覧会には彼の作品7作品が登場。贋作騒動もあったため作品数は確定しないものの、フェルメール作品はおよそ30数点しか現存しないことを考えると、なかなかの品揃え。

協賛していたTBSによる特番も放映され、連日盛況だったようだ。実際、僕が行ったときも70分待ちの行列。ただ番組の印象が強かったのか、チケット売り場には「番組で取り上げられた『真珠の耳飾の少女』、『牛乳を注ぐ女』、『絵画芸術』は展示されておりません」という注意書きがあって笑えた。

今回展示されていたのは、


Jan_Vermeer_van_Delft_004.jpg
 マルタとマリアの家のキリスト


Vermeer_-_Diana_and_Her_Companions.jpg
 ディアナとニンフたち


Jan_Vermeer_van_Delft_025.jpg
 小路


Jan_Vermeer_van_Delft_006.jpg
 ワイングラスを持つ娘


Vermeer_-_Woman_with_a_Lute_near_a_window.jpg
 リュートを調弦する女


DublinVermeer.jpg
 手紙を書く婦人と召使い


Vermeer_virginal.jpg
 ヴァージナルの前に座る若い女

の7作品。以前、「ロンドンの日曜日」で書いたように、ロンドンのナショナル・ギャラリーにはフェルメールの2作品(「ヴァージナルの前に立つ女」と「ヴァージナルの前に座る女」)が展示されている。名前のよく似た「ヴァージナルの前に座る若い女」は、個人に所蔵されている唯一のフェルメール作品であり、こんな機会でもなければ目にできない。贋作だという意見もあるが、ルーブル美術館にある「レースを編む女」と同じ布を使っていたり、フェルメールが多用したラピスラズリが用いられていたりする事から真作認定された曰くつきの作品だ。

ちなみに、前回「ルーヴル、オルセー、オランジュリー」で訪れたルーブル美術館、ちゃんと「レースを編む女」もこの目で見てきた。

TheLacemaker.JPG

ところで上野駅から東京都美術館に行く途中に国立西洋美術館があるが、その前にこの「レースを編む女」のポスターが貼ってあってびっくり。どうも2009年2月28日〜6月14日に、「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」が開催され、この絵がやってくるらしい。

実はルーブル美術館にはもう一点のフェルメール作品、「天文学者」も存在する。今回は見逃してしまったので、西洋美術館にやってこないかな…と期待しているのだが、「レース〜」が来るとなると難しいかもしれない。残念。

さらに言うと、イギリスにはナショナル・ギャラリーの「ヴァージナル〜」2作品以外に、今回来日した「マルタとマリアの家のキリスト」(エジンバラ、スコットランド国立美術館)、そして「ギターを弾く女」(ロンドン、ケンウッド・ハウス)が存在している。エジンバラにはなかなか行けないが、次回ロンドンに行く機会があったら、「ギターを弾く女」を是非この目で見てこようと思う。
posted by としゆき at 21:19| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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