2013年04月01日

カイロ

エジプト'12-'13』、

ルクソール西岸』、

ルクソール東岸』、

アスワンへ』、

アブ・シンベル』、

アレキサンドリア』の続き。

アレキサンドリアからはバスでカイロに戻る。相変わらず市内は交通渋滞だ。こちらではオートバイはノーヘル、二人乗り当たり前。ライトバンみたいな車で乗り合いバスがあるが、何故かドアが開けっ放しだったり、後部のエンジンカバーが取り払われていてエンジンがむき出しになってたりする(空冷強化?)。

そんなこんなするうちに、今夜(翌日は夜便で帰国なのでエジプト最終夜)の最後のイベント、ナイル川ディナークルーズ。日本からのツアーには必ずと言っていいほど組み込まれており、クルーズ船の中は日本人観光客だらけ。僕たちの添乗員と以前どこか別のツアーで一緒だったというお客(今回は別会社のツアー利用)がいたり、世の中狭いものだと思わせる。アレキサンドリア日帰りの無理がたたったのか、カタコンベで興味深々だった女の子が体調を崩してしまったようで、親子3人クルーズを諦めて早めの帰宅。ちょっと可愛そうだけれど、翌朝は観光の目玉、ギザの3大ピラミッド見学が控えているから、そちらを優先した方がベターかも。

なんて思っていると船は静かに出港。ビュッフェで食事の提供とあいなるが、他社ツアー客がわっと食事に群がり、長蛇の行列。お上品な僕たちのグループは出遅れてしまいましたとさ。船内では歌手によるショー、スーフィーダンス、そしてベリーダンスが披露される。お約束として観客がステージに手招きされ、ノリノリで踊ってしまう人がいるのもご愛嬌。

Egypt_DinnerCruise1.jpg Egypt_DinnerCruise2.jpg

2時間程の船旅を終えてホテルまでの帰途につくが、途中、バスが細道に入ったら不法駐車で立ち往生。すると、エジプトではよくあることなのだが、その辺にいる関係ない人たちがわらわら飛び出してきて、その車を無理やり動かして道を空けようとする。そのうち持ち主がやってきたのだが、車に傷がついてるとかでちょっとした騒ぎになりかけるが、これまた野次馬(?)がバスの塗料と見比べて、僕たちのせいではないと説明、無罪放免で出発進行。知らない間に車をこすられてた持ち主は可愛そうだが、こんな狭い道の路肩に停めている方が悪いって事で。


翌朝はいよいよピラミッドへ。ちなみに最後に連泊したカイロのホテル(初日に泊まったところとは別)は、ピラミッド・ビューと言うことでお部屋の窓からも、ホテルのエントランスを出たところからも堂々たるピラミッドの姿が見える。

Egypt_PyramidFromWindow.jpg

まずは世界最大、言わずと知れたクフ王のピラミッドへ。内部に入って見学もするのだが、例によって中での写真撮影は禁止。添乗員にカメラを取り上げられて内部へと進む。玄室までの階段は結構ハード。しかも行きは良かったのだが、帰りは人一人分しか幅のない階段で、下から上ってくる集団をやり過ごすため待たされる。ただ。上りきった玄室は思ったより狭いから、そのうち人で溢れちゃうからいつまでも待つわけに行かず。陽気な外国人が待ちきれず、階段の手摺の外側をすーっと滑って降りていったりもしてた。
Egypt_InPyramid.jpg

クフ王のピラミッドから出て、バスで3大ピラミッドがまとめて見えるパノラマポイントへ移動。最大なのはクフ王だが、高台にあるため大きく目立つのがカフラー王、そして3つ目がメンカウラー王だ。近くで見上げるのも壮観だが、反対側から砂漠とピラミッドというイメージどおりの光景もなかなか。

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実はサッカラの屈折ピラミッドに行ったとき、現地ガイドのマックに止められていたにも関わらず、こっそりとラクダ業者のラクダに乗って記念撮影をしていた。5ドルで言いと言うから乗ったのに、案の定もっと寄越せとゴネる。もっと遠くへ連れて行ってやるぞとも言われたが、バスの時間もあるからと逃げて来たのだった。パノラマポイントでは、マック御用達の(?)ラクダ業者がいるのか、彼の管理下撮影したい人はどうぞ…と言うことで、改めて記念撮影。ポーズだけ決めて撮影したら、すぐ降ろされるという流れ作業だが、こちらは2ドルだし仕方ないか。そういう意味では、サッカラの5ドルはぼったくりだなぁ。

このパノラマポイントは割といろいろなツアーが利用する人気ポイントなのだが、さらにさらに、僕たちのツアーではもう一つのパノラマポイントへと移動する。少し砂漠の奥に入るので、時間の関係で訪れないツアーも多いようだが、こちらの方がピラミッドは見やすい・

Egypt_Panorama2.jpg

ピラミッドの後は、これまた定番のスフィンクス。実際、僕たちが知っているスフィンクスはカフラー王のピラミッドの付属品だ。

Egypt_Sphinx.jpg

午後はハン・ハリーリ市場へ。観光客でごった返すこの市場は、迷路のように細い通路が並び、所狭しと商品を並べたお店が並ぶ。客引きもすごいので、市場の入り口にあるカフェで休むガイドからあまり離れないようにひやかしで覗く程度。妻がツタンカーメンを象ったボールペンに興味を示したので、暇つぶしがてら商人と交渉。別に一つ一つの値段は僕たちの感覚からすると大した事ないのだが、そんな高い値段じゃ買う気はないよーと言うそぶりを見せるとあっという間に値下がりする。そういえばエジプト人は日本製のボールペンが大好きで、特に3色とか4色のボールペンがあるとお店でおまけしてくれたりと言う事で、事前に100円ショップで大量に仕入れて来ていたのだが、肝心要のこの市場に持ってくるのを忘れてしまう。もっとも、ボールペンを買うのに、別のボールペンが使えたかどうかはヨクワカラナイのだが…。

Egypt_Market.jpg

この日は金曜日と言うこともあり、市場に隣接するモスクからは信者が大量に出入りして大混雑。ボールペン以外には特に欲しいものもないので、カフェでお茶をして過ごす。

その後、ちょっと時間があるということで、サダト大統領が暗殺された場所にある記念碑を訪れる。1981年10月6日、第4時中東戦争開戦記念日のこの日、戦勝記念パレードを閲兵していたサダトはその観覧台にて暗殺される。

Egypt_Sadat1.jpg Egypt_Sadat2.jpg

やはりエジプトということで記念碑もピラミッド型なのだった。

カイロの最後はお土産を物色しにショッピングセンターへ。実は妻がお土産にネフェルタリというお店の天然素材の石鹸等を欲しがっていたのだが、カイロ市内にあるお店はちょっと遠く残念ながら路面店には行けなかった。ところが、このショッピングセンターには、ネフェルタリが入っていると言うではないか。広いモール内を歩き回って探したそのお店は小さな露店程度の出品スペースだったが、なんとか無事にお土産ゲット。さらに中にあるスーパーは、いかにも海外のスーパーと言った感じで、大きな店舗、大きな棚に商品が所狭しと陳列されている。この頃になると、手持ちのエジプト・ポンドが手元不如意になっており、かといって今更手数料を払って両替するのもばからしいし…と言う事で(スーパーでは米ドルは仕えない)、シティバンクのATMからの現地通貨引出しは大変重宝した。エジプト・ポンドは余っても再両替できないし、紙幣も触るのをちょっとためらうくらい汚いし、使い切るに越した事はないのだ。

Egypt_ShoppingCenter.jpg Egypt_ShoppingCenter2.jpg

そんなこんなで長かったようで短かった年末年始のエジプト旅行も無事終了。旅行後にはまた政情不安が高まったり、ルクソールでは気球事故で日本人も亡くなったりしていたが(いろんな人に「年末エジプト行ってませんでした?気球乗ったんですか?」と聞かれた…)、やはり5000年の歴史の持つ「重み」を体験するには、現地で実際に見てみるのが壱番いい。早くエジプトの状況も落ち着いて、多くの日本人観光客が訪れ、現地にお金を落として上げられるようになるといいと思う次第。
posted by としゆき at 22:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | エジプト紀行2012-13 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする