2012年11月16日

ディズニー・オン・クラシック

東京国際フォーラムで、「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会〜」を聞いてきた。ディズニー映画やディズニーランドの音楽をオーケストラが演奏するという企画。今年は10周年記念でもあり、ついでに言うとウォルト・ディズニー生誕110周年でもあるらしい。

国際フォーラムのホールAはとても大きな会場だが、ステージにはディズニーを模した装飾が光り輝き、既に気分が盛り上がってくる。

DisneyOnClassic2012.jpg

大人も子供も楽しめる物を目指しているという解説があったが、やはりその辺りはディズニー一流のエンタテインメントと言う感じ。オープニング曲は東京ディズニーランドのエレクトリカル・パレード。普通のクラシックの演奏会だと、ヴィジュアル面はあまり見るものはないが、この手の企画だとカクテル光線を多用して本当にパレードを見ているような気分になってくる。音楽面だけじゃなくて映像面でも楽しめる。そして続いては、ちょっと懐かしい…と感じた同ファンティリュージョン。

続いて初期ディズニー名作アニメの曲を組曲にしたもの。ヴォーカルも登場して歌って踊ってのパフォーマンス。最初に指揮者から説明があったのだが、歌いたかったら会場の皆さんもご一緒にどうぞ…ということで、特に最前列の人(リピーター?)なんかはノリノリで体を動かしている。

そして、ヴォーカルにフォーカスしたラブ&バラード。「ライオン・キング」、「ノートルダムの鐘」、「美女と野獣」と続くのだが、「ノートルダムの鐘」は見てないからあんまりぴんと来なかった(本来は"The Hunchback of Notre Dame"なのに、言葉狩りで日本語版だけ題名を変えられたと言うので毛嫌いしてたと言うのもあるのだが…)。「美女と野獣」は先月の披露宴の再入場時の曲にも選んでいたりして、こちらは楽しんで聞くことが出来たのだった。

そして第一部最後はフロリダにあるディズニー・ワールドでのショーで演奏される「リフレクションズ・オブ・アース」。これまたフロリダに行ったことないので知らない曲だったのだが、2度行ったという妻によれば、ディズニー・ワールドはショーも充実しているらしい。東京ディズニーランドも随分と行ってないし、ディズニーシーなんて行ったこともないのだけれど、フロリダ、ちょっと憧れる。

休憩を挟んで第2部は、「メリーポピンズ」と「アラジン」をフィーチャー。「メリーポピンズ」は僕も子供のときに見て大好きな映画だったので、これは嬉しい選択。「チム・チム・チェリー」とか「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」なんて懐かしい歌が続くし、このときは観客席のお客さんを(半ば強制的に?)立たせて参加させていたりした。「2ペンスを鳩に」は、「タペンス」という、いかにもイギリス発音って感じの曲でこれまた小さいときから好きだったし、このコーナーは非常に大満足。

そして「アラジン」は、背後のスクリーンに映画のシーンを映しながら、映画の中の曲を歌い上げるという演出。この映画見たことあると思ってたんだけれど、「ホール・ニュー・ワールド」って、ああやってジャスミンを連れて世界中を回ってるときにかかる曲だったのか。いまいち記憶にないかも…。

アンコールでは「ホール・ニュー・ワールド」を再び歌い上げ、「星に願いを」を観客全員で歌って終了。(良い意味で)いかにもディズニーだなーと言う素敵なプログラムだった。僕たちが見に行った時の映像が、17日の18時30分からWoWoWプライムで、そして24日に朝8時10分からWoWoWライブで、それぞれ放映されるようなので、会場にいけない方はテレビでもどうぞ。年内まだあちこちで公演があるようなので、都合が付けば会場で歌って踊ってみるのもいいかも。


ディズニー・オン・クラシックのページ
posted by としゆき at 21:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月10日

ビンゴ!

先日、大学時代のサークルの集まりがあり、恒例のビンゴゲームがあったりした。よくあるパーティービンゴは数字が5×5の升目に書かれており、中央の枡はフリーで最初から穴が開いてたりする。で、次々読み上げられる数字が自分の札に存在していれば穴を開けていき、縦横斜め、いずれかの5枡がそろえばビンゴとなる。

今回も同様なビンゴなのだが、ちょっとした新機軸な仕掛けがあった。数字の書かれたシールが3枚同時に配られて、既成のビンゴカード上の数字を上書きできるのだ。だから、たとえば中央横の行が「1、2、フリー、4、5」だったとしよう。ここで、仮に3枚のシールに1と5があったとすれば、それぞれ2、4の上に貼って(上書きして)、その行を「1、上書き1、フリー、上書き5、5」と変更できるのだ。これで最初に1が出た日には、いきなりリーチ(5待ち)となる。

珍しがって貼っていたのだが、敢えて貼らない友人がいて、彼曰く「上書きした数字(上の例では1と5)が出れば確かに有利だが、上書きされた数字(上の例では2と4)のチャンスを失うわけだから、別にお得じゃない」。なるほど、それはそうだ…と言うわけでちょっと考えて見ると、極端な話、同じ数字のシール(たとえば1)が24枚配られて全部貼ってしまった場合、1が出れば全枡開くが、それ以外の数字だと何も出来ないということで、ゲーム性は乏しくなりそうだ。

で、そもそもビンゴの確率ってどれくらいだ?と思って(ちゃんと考える前に)Googleしてみたら、案の定ネット上でいろいろ分析されていた(調べている過程で知ったのだが、最大の数字は99じゃなくて75が普通らしい)。
場合に分けて細かくやっているのが

ビンゴゲームについて

漸化式でスマートに解いてるのが

ビンゴゲームの確率計算

二つの計算結果は若干違うし、時間なくて検証してないけれど、まあ少なくともおおざっぱには正しいのだろう。これによると、引いた数が30回台半ばくらいまでに約3分の1の人がビンゴになるようだ。感覚的にはそんなもの?

さて、ここで最初に戻って考えられる問題:
『5×5の升目、中央はフリーのよくあるビンゴで、1〜75までの数字が書かれている。このうち、3つの数字を、別の3種類の数字に置き換えたとき、ビンゴの確率はどう変化するか。また、この結果を一般化せよ』
数学愛好家の皆さん、解答募集しています。
posted by としゆき at 09:40| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月05日

ファーストマン

10月は結婚式やら新婚旅行やらでバタバタしていて、ブログも書きたいことがたくさんあったのに全く書けなかった。新婚旅行どころか、7月に行ったハワイの話も書こうと思っていたらもう11月。今年は本当に忙しい…。

その辺はおいおい書くとして、今回の旅行中に『アームストロング』でも触れた「ファーストマン」を読了。上下巻合わせて1000ページを超える大著だが、のんびりした旅行だったので、プールサイドでゴロゴロしながら読み通すことが出来た。

アポロ11号で、人類初の月面着陸を果たしたニール・アームストロング初の公式伝記であり、スコットランド由来のアームストロング家の先祖に始まり、ニールの子供時代、学生時代、海軍時代、そして宇宙飛行士時代とその後を描く。膨大な人物に取材を行ったようで、様々な人物のコメントが引用されているが、そのいちいちに注釈が付いている(その人物から著者への電子メールによる、といった注釈が今風か)。

面白かったのはアポロ11号の3人の飛行士のうち、誰が最初に月面に足を踏み出すのか(ファーストマンになるのか)の議論。指令船に残るマイク・コリンズはさておき、船長たるアームストロングと着陸船操縦士のこのバズ・オルドリンのどちらがファーストマンたるべきか?二人乗りのジェミニ計画では、船外活動を行ったのはもっぱら船長ではなく、もう一人の側だった。野心家でもあるオルドリンは、自分こそファーストマンであるべきだとし、実際に父親を通じてNASA上層部へ政治工作を行ったりもした。彼のこうした姿勢や日常の態度から、上層部はオルドリンを毛嫌いし、絶対にアームストロングをファーストマンにするという決定を下した(余談だが、NASA上層部は、アポロ1号の事故でなくなっていなければ、ファーストマンはマーキュリー計画の宇宙飛行士、オリジナル・セブンの一人であるガス・グリソムだったろうと考えていたと言う。)。

伝記はもちろん、アームストロングの立場にたったものであり、彼が冷静沈着な人物として描かれる一方、オルドリンが悪者になっている嫌いはあるが、実際にファーストマンとなるか、セカンドマンとなるかという極限状態になって、必死になったオルドリンの立場も分からないではない。オルドリンやコリンズも自伝があるらしいので、時間が出来たら読んでみるか。

もっとも、先に読んでみたいのは、アポロ13号船長だったジム・ラヴェルの自伝、"Lost Moon"、日本語版はその名も「アポロ13」(映画の原作でもある)。彼をオルドリンにかえてアポロ11号乗組員にしてはという提案もアームストロングにあったようだし、大成功だったアポロ11号との対比で、"successful failure"と呼ばれたミッションだけでなく、ラヴェルその人にも興味がある。日本語版は品切れ状態だが、文庫再販してくれないかな。

「ファーストマン」中で面白かった箇所としては、工学部出身だったアームストロングを念頭に、 「アポロの月面着陸プログラムに関して最も重要なポイントが二つある---殆ど認知されないポイントでもあるが。月面着陸をを成し遂げたのは科学(サイエンス)よりも工学(エンジニアリング)であったこと。そして、科学者ではなくエンジニアが、地球外の別世界に最初の足跡を記したことである」。アームストロング自身、パデュー大学で航空工学を専攻しており、宇宙飛行士引退後、大学で教えた事もある。科学と技術の幸せな結びつきが、アポロ月面着陸と言う偉業を達成し、その実行役としてアームストロングのような人材が時代に選ばれたと言う事かも知れない。
posted by としゆき at 22:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする